利益相反
(りえきそうはん)あなたから依頼を受けてあなたの代理人として活動する弁護士は、同時にあなたの相手方の代理人となることはできません。双方の代理人を引き受けてしまうと、代理人としての公正さが失われてしまい、依頼者を害することになるからです。このように、公正の見地から、一方が他方を代理すること、一人が双方を代理することを利益相反行為といい、原則として禁止されているのです。